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2016.07.26

A35体験

というわけで、引き続き「エリザベート」の話。

昨年、プレイガイド先行と貸し切り先行で「井上蘭乃」「城田花總」を観劇し来年こそはS席で!と意気込んでいたはずだった2016東宝エリザ。先行期間が春先で多忙過ぎてメンタルも若干やられてたので、十分にチケット争奪戦に参戦できず、エントリできた数件は惨敗し、今年はエリザが見られないと超凹んでいた私に私をエリザの道に導いた友人O嬢からメールが舞い込みました。

「昨年エリザが十分に見れなかったのでファンクラブに入ってチケットを取ったらかなりの枚数がとれてしまったので一緒に行きませんか&譲りましょうか」という涙が出そうな嬉しい連絡でした。

この「譲りましょうか」チケットが(メールの時点では席は分からなかったのですが、公演数週間前に届いてみたら)まさかの「A列35番」という最前列通路席だったのです!!!

くじ運の悪さでは定評のある我が家。(仙台サンプラザの3階にしか座れない宿命を背負っています)

譲っていただけるだけでもありがたかったのに、そんな超絶いい席譲ってもらっていいのかと。ふとっぱらにもそのまま譲ってくださったのですが。

で、ですよ。いざ当日。

近寄って行ったことでわかった不安、座って確定。

ステージ奥が見えない(爆)

いや、遠くの席だっていろんなものが見切れますから構わないんですが。

そして始まる「我ら息絶えし者ども」。

すげー、すべてが見える。1789でお顔の美麗さとスタイルの良さを再確認したゴーストルドルフ古川くんの表情が目視できる! だがしかし、視界に全部入らない!!!

オペラグラス越しじゃないのに全体が見えない!(感動)

ステージ奥の足元も案の定見えない(苦笑)

そして、狂言回し育ルキが超絶近くに!!!

そう。A35は上手階段の麓の席。

ルキーニが階段に腰かけて語るのか近すぎる!近すぎるよ、奥さん!!

唾飛んでるのも見えるよ。

んで、ですよ。

舞台の上から下までルキーニは動きながら語るので普通に目で追ってましたらね。

いつの間にか、『いつの間にかに』ですよ?

トート閣下が私の真上にいらしたのですよ!!!!!!!

いやー。発狂しそうになりました。

作品をよく知っていれば、このあたりでトート閣下が登場するよな、とかわかるのでしょうけど、何せ1年ぶり3回目の私には無理!

いや、あってないと思うよ、あってないと思うけど、でも、目があってると思っちゃうほどの近さ。恋に落ちれる距離ですよ、いやマジで。

(トート閣下ステージ降りてA28の真ん前で歌うシーンあるのでそれよりは遠いんだけども)

とにかく、近い。階段に立つことが数回あるので奮死(←興奮しすぎて死ぬ意=造語)しそうでした。

まあ、でも、スターが超絶近くに来るたびにドキドキしながら作品自体も堪能してたんですけどね。

あれ、そういえば、と。

ルキーニ写真かなんか配るんじゃなかったっけ?と。

「エリザベートは幸せな家族写真を売る、まがいものだけど」というよーな歌を歌いながら席に降りてきて通路進みながら番重から写真を数枚配るんですけどね。

配られましたよ!!!!

(写真はあとで)

表はシシィとルドルフのポートレート裏は育ルキの写真と山崎さんのサイン(印刷)でした。

一生の宝物です。

興奮し過ぎてこの後のお芝居若干見飛ばしました(苦笑)

でも、後悔はありません。

だって、エリザはこの後仕事とチケット取りを頑張ればまたみられると思うけど、この席に座ることなんて一生ないですもの。

近すぎて全部見えない、なんてセリフ、座らないと言えませんよ。

ルドルフが父から反逆者として断罪されようとし放浪から帰ってきたシシィに父に取りなすよう求めるけど拒絶されて絶望し、皇子ルドルフは自ら死=トートに接吻をするシーンがあるのですが、本当にしているわけですよ!!!がっつり見えるわけですよ。

全部見えなくなって近くなければ見えないものが見られるわけですから、いや、ホント、感動体験MAXでした。

ちなみに特段萌えませんが(笑)、少女時代のシシィのスカートの中身も見えまくりです。

見せるためのズロースです。見せズロ。

あと、後ろに可動式の台が3台あって、ステージのほか台の上でもお芝居が行われるんだけど、それがぴったりついてなくて隙間があるので踊りながら役者さんがわたるのを見るのが結構怖い。

こういうところは、引きで見たいので、はじめて販売が決定したDVDは必ず買います。

ちなみにこの日の舞台は掛け値なしに素晴らしい舞台でした。

最前列でいい音で聞いたからかもしれませんが、強いて言えば子ルドの加藤君がママどこなので若干上がりきらなかったトコがあったのが惜しまれましたが、いつまでもいつまでも拍手したくなるような明かりが上がってもまだ拍手を続けたい、本当に素晴らしかったです。

O嬢に最大の感謝を。

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