先日、20ウン年前の預金証書を引き換えた。(引き換えたっていうのか…?)
ひとり暮らしをはじめた時に、当座の生活費として家からもらった10万円を最初の夏ボで返したのだが、母は、あれはあげたお金だと言い張り私の名義で定期預金にし証書を寄越した。(当時はそういうことが出来たが今も出来るのかな。)
うちの母にはこういうところがある。
(今思えば、そこで父に返せば、あっさり引き取ったと思うのだが、当時の私はそこには思いいたらなかった。)
「子どもの頃、もらったお年玉を親が預かっておくからね。などと取り上げられたが返ってくることはなかった」
というエピソードをさも当然のように聞くが、うちは本当に子ども名義の郵便貯金通帳に貯金されていて、通帳を持つような時期に渡されている。
そんな母をちょっぴり尊敬していたのだが、この件を母がブログに書いてるのを読んで、気づいた。
話がすべて十数年かけての数万円の話だからなのか、と。
所謂本当の貧乏じゃないかもしれないけど、生活は相当苦しかったはずだが、娘に渡された3千円があったところで、苦しい生活が変わるワケでもなかったのだろう。
それほど立派でもなかった。(←母も読むのにこの言いぐさ)
ちなみに、戻ってきたお金は112***円也。
あー、あの頃宝くじに当たっていれば、1200万円の利息のことで骨肉の争いをしていただろうに。
貧乏家は今日も貧乏。
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